信念通りのものを見る|認知 不協和 マインド
2021/12/10
もしもあなたが
「あの人は嫌いだ」
と思っていたとしたら
あなたの脳は
その考えを
立証しようとして
そのための情報を
集めるのです。
なぜなら
脳は矛盾する2つの考えを
持つことができないからです。
あの人が
好ましい人だ
という考えと
好ましくない人だ
という考えを
同時に持つことができません。
ですから
好ましくない人だという
考えにつながる
情報だけを集め
好ましい人だという
考えにつながる情報を
シャットアウトします。
「あの人は嫌いだ」
と思ったら
その人の嫌いな部分だけが
見えるようになるのです。
その人が
いい面を持っていたとしても
それはあなたには
見えなくなってしまいます。
矛盾が起きないように
するためです。
私たちはある考えを持つと
その考え(信念)に従ったものだけを
見るようになります。
仕事は楽しくないという
信念を持っている人は
仕事をそのようにしか
見ることができなくなっています。
私は貧乏だ
という信念を持っている人は
お金持ちになるための
情報を見ることができないのです。
ですから
私たちは
自分の信念を疑ってみる
必要があるのです。
自分がこんな考えに
至ったのはなぜか?
本当にそうなのか?
思い込みを
してしまっているだけ
ではないのか?
と。
さもないと
私たちは知らず知らずのうちに
繰り返しの人生を
送ることになるのです。
昨日まで見てきたものを
今日も見ているし
明日も見るのです。
新しい発見をすることは
ありません。
自分の信念通りの世界を
生きているだけなのです。
もし
そうではない
人生を送りたいとしたら
マインドを変える必要があります。
あの人は
ひょっとすると
いい人なのかもしれない。
そう思えるように
なれば
見える世界は変わります。