不易流行|抽象度 時間 価値観
2021/11/26
不易流行という言葉があります。
不易とは
時代を超えても変わらないこと。
流行とは
時代に応じて変わっていくこと。
教育界でも
この不易流行という
言葉がよく使われます。
教育において大切なことは
時代を超えても変わらない。
また、
時代に応じて教育内容は
変わっていかなければならない。
これを意識することが
大切だという文脈で使われます。
もちろん教育の世界以外でも
さまざまな場面で使われます。
しかし
本当に時代を超えても
変わらないものって
あるのでしょうか?
私はそうは思いません。
全てのものは時代に合わせて
変わっていくと思うのです。
変わらないと考える人は
その人の考えるタイムスパンが
非常に短いだけだということです。
10年、20年では変わらないことも
100年、200年と時代が移っていけば
変わってくるものもあります。
さらに
1000年、2000年という
タイムスパンで考えれば
価値観の根本が
ひっくり返ってしまう
ということも
容易に考えられます。
1万年、2万年という
タイムスパンで考えれば
どうでしょうか?
不易と流行という言葉も
タイムスパンを広げていけば
全てのものが変化していく
といっても過言ではありません。
広い視野、長いタイムスパンで
考える習慣をつけるには
こんな考え方をするのも
面白いですね。