タイプ分けが未来を縛る｜わかったつもり　思い込み

私は人をタイプ分けする
ことに抵抗感を感じます。

血液型
星座
生年月日
名前
などによって
人をタイプ分けし

この人はこんなタイプの人です。
と言い切るあれです。

事実無根なものも
ありますし
中には
ある程度妥当性のあるものも
あるようです。

いずれにしても
このように
タイプ分けすることを
あまりいいことだとは
思えないのです。

なぜなら
それは
「わかったつもり」を
作ってしまうからです。

人をタイプ分けして
この人はこんな人だ。
という
わかったつもりになって
目の前の人を
知ろうとする努力を
怠ってしまうのです。

「この人はこうに違いない。」
という思い込みが
誤解を生んでしまったり
その人を
傷つけたりしてしまいます。

何より
目の前の人を
尊重するという気持ちを
失ってしまうのです。

また
自分がこんなタイプだと
思い込むことも
問題をはらんでいます。

それは
自分の未来の可能性を
制限してしまうからです。

私はこんなタイプだから
こういうことは無理だろう。
と思い込んでしまい

自分の未来を
狭くしてしまうのです。

どれだけ多くの人を対象に
過去の統計を
とっていたとしても

その中に
あなたの未来は
決して含まれていません。

過去の統計で
自分の未来を制限しては
いけないのです。

過去に関係なく
未来は自由に決められる。

それは
あなたの周りの人にも
あなた自身にも
言えることなのです。

タイプ分けすることによる
便利さがあることは
否定はしません。

しかし
タイプ分けすることによる
弊害もしっかりと
意識する必要があると
私は思うのです。