親の価値観を超える｜子育て　家庭教育　自己イメージ

両親の言葉かけは
子ども自己イメージ形成を
規定していると
言っても過言ではありません。

何気ない一言が
その子の一生を
左右することすらあります。

何かの拍子に
「あなた、グズね。」
と言われたことが
そのままその子の
自己イメージになってしまい

「私はグズなんだ」
という自己イメージを
一生引きずってしまい

その言葉をそのまま
体現するような
言動を無意識に
選ぶようになるのです。

「こうしなさい、ああしなさい」
「これはダメ、あれはダメ」
と言われ続けてきた人は

自分の意志で
何かをするということに対して
躊躇してしまいます。

「どうすればいいの？」
と他人の許可を得なければ
何かをすることが
できなくなってしまうのです。

では
そんなふうに
育てられてきた子どもに
明るい未来はないのでしょうか？

いえ、そんなことはありません。
人はいつからでもどこからでも
変わることができるのです。

その鍵となるのが
ゴール設定です。

ゴールが人を
変えるのです。

私には無理
と思っていたこと
現状の自分では
絶対に達成できないようなこと
それでいて
心から達成したいことを
ゴールにするのです。

ちょっと高いゴール
手を伸ばせば届きそうなゴール
ではなく

はるかに高いゴール
到底辿り着けないようなゴールを
設定するのです。

そのことにより
現状の自己イメージを
変えざるを得なくなります。

これまで作ってきた
信念体系を壊し
新しい信念体系を
作っていくのです。

こうするべきだ
これはダメだ
これが正しい
という自分の信念が
実は思い込みだった
ということに
気づくことができます。

例えば
仕事を休んで
海外旅行なんて無理
と思っていた人も

友達が勝手に
航空チケットを
予約してしまったら

その途端に
どうすれば
仕事を休めるようになるかを
一生懸命考えるようになります。

今まで考えていた
優先順位は吹っ飛んで
新たな優先順位が
生まれるのです。

この忙しい時に
休むなんて
上司は絶対許してくれないだろう
と思っていたことが

実は思い込みだったことに
気づくかもしれません。

実は仕事を代わってくれる
同僚がいることに
気づくかもしれません。

何月何日に
海外旅行に行くという
ゴールが設定により
信念体系が変わるのです。

今まで無理だと思って
諦めてきたこと。
それは単なる
思い込みにすぎません。

ほんのちょっとの勇気で
それを実現することが
可能です。

今まで存在すると
思っていた
価値観の枠組は
実は自分が作っていた
架空の枠組みなのです。

こんな親に育てられた
だから私はこんな性格になった。

そんな理由で
自分の未来を
制限しないでください。

過去に関係なく
未来は自由に決められる

コーチング理論は
それを教えてくれます。