宇宙飛行士・天文学者｜人間関係　他者意識

あなたは
宇宙飛行士タイプでしょうか？
天文学者タイプでしょうか？

「あの人はこんな人だ。」

というときに
それが相手のことを
批判する文脈で
言われる事があります。

そんなときに
私の頭に思い浮かぶのが
冒頭の言葉です。

宇宙飛行士タイプの人は
天文学者タイプの人を
こう批判します。

「あいつは理屈ばっかりこねていて
　全然自分で行動しようとしない。」
「自分は安全なところにいて
　わかったような口を聞いている。」

天文学者タイプの人は
宇宙飛行士タイプの人を
こう批判します。

「あいつは行き当たりばったりで
　何も考えずに行動している。」
「周りのことが何も見えていない。
　自分のことしか考えていない。」

あなたはどちらのタイプでしょうか？

もちろん
どちらが優れているわけでも
どちらが劣っているわけでもありません。

宇宙飛行士も
天文学者も
それぞれに役割があり
お互いを補完しあっているのです。

天文学者がいないと
宇宙飛行士は宇宙に
飛び立つことはできないし

宇宙飛行士がいないと
実際の宇宙での細かな
データをとることはできないのです。

違いがあることを認め
お互いを尊敬し合うことが
大切なのです。

違うことは
悪いことではない。

何度も使い古された
言葉かもしれませんが

それを心の底から
そうだと思えるには
何度も繰り返し
言い聞かせることが必要です。

宇宙飛行士と
天文学者のお話が
その助けになればと思います。