教育現場へのエール|教育 学校 ゴール設定
2021/10/03
先日ある中学校の
校長先生とお話をしました。
コロナ禍でもなんとかして
教育活動を止めないように
工夫しながら学校運営を
されているとのことでした。
しかし教師も生徒も
世の中に溢れる
ネガティブな情報に
翻弄されてしまっている。
「やりたいけどできない。」
この繰り返しに
疲れてしまっている。
とのことでした。
私も15年現場に
いたということもあり
現場の先生たちの
苦しみは痛いほどわかります。
こんな時こそ
ゴールは何なのか
ということを再確認し
常にそこに照準を合わせること
その照準がブレないように
することが大切です。
人はゴールに向かって進む生き物です。
だからこそ
しっかりとしたゴールが
必要なのです。
何のために教育をしているのか
何のために教師でいるのか
苦しい状況だからこそ
もう一度原点に立ち返り
目指す方向を確認する
必要があるのです。
ただでさえ
たくさんの教育課題を抱え
教師の負担が増えている現場に
コロナ感染対策が加わり
学校現場は混沌としている
状態なのではないでしょうか。
そんな
多忙を極める現場だからこそ
ゴールを再確認する
時間を取ることが大切なのです。
ここでゴールがブレたまま
進んでしまえば
状況がさらに悪化してしまいます。
その校長先生に
私が教師を辞めて
プロのメンタルコーチになった
経緯や思いをお話しすると
「それは本当に大事なことですね。
子どもはもちろん
先生や保護者にも
話を聞いてもらいたいと思います。」
と言われました。
現役の校長先生が
コーチングに興味を持ち
その大切さを認識されていることを
嬉しく思いました。
職員会議
授業研究
行事指導
学級会計
掃除指導
子ども同士のトラブルへの対応
保護者のクレーム対応
など通常の業務に
子どもの体温チェック
マスク着用の指導
換気指導
手洗い指導
放課後の教室の消毒
といったコロナ対策が
加わった現場の先生方に
今、目の前の仕事を
何のためにやっているのか?
私たちは
何を目指してやっているのか?
ということを
しっかりと考えて
いただきたいと思います。
現状がどんなに苦しくても
どんなに理想とかけ離れた
状態であっても
そこからゴールに向けて
一歩踏み出せばいい
その一歩分だけゴールに近づく
過去に関係なく
未来は自由に決められる。
このことを
お伝えする必要があると
考えています。