心配する親｜子育て　コーチング

親が子どものことを
心配するのは
当然の権利だ。

そんなフレーズを
聞いたことがあります。

この言葉を聞いて
どう思いますか？

「確かにそうだよな。」
と賛同しますか？

心配するとは
どういうことでしょうか？

子どものことを心配する親は
子どもに
何か悪いことが
起きるのではないかと
不安がっています。

頭の中には
悪いことが起きてしまった
未来の映像が
見えているのです。

そして
子どもに対して
こんな言葉かけをするのです。

「遅刻するよ。」
「怪我をするよ。」
「友達に迷惑がかかるよ。」
「先生に叱られるよ。」
「試験に落ちるよ。」
「人からの信用を無くすよ。」

そして
子どもに言動の修正を迫ります。

なんとかして
そんなことが起きないように
悪いことを回避するように
という思いで
掛ける言葉なのですが

子どもに伝わるのは
悪いことが起きる
未来の映像なのです。

あれこれ心配し
言葉かけをすることで
子どものエフィカシーを
下げてしまうことにもなります。

「ああ、僕は失敗する人なんだ。」
「私は、試験に落ちる人なんだ。」
という考えになってしまうのです。

そうして
悪いことが起きないように
心配していることが
結局
その悪いことを
引き寄せる結果に
なってしまうのです。

必要なのは
心配することではなく
信じることなのです。

悪いことが起きるかも
しれないと思い悩むのではなく

「この子なら絶対大丈夫。」
「必ずうまくいく。」
と信じることです。

よい映像を思い描き
それを
伝えることで
子どものエフィカシーを高めます。

心配する親
信じる親

どちらが子どもの未来に
よい影響を与えるか
よく考えてみましょう。