銀メダルで涙を流す
2021/09/02
オリンピック・パラリンピックで
銀メダルを取った人の
反応は人によって違います。
世界で2位なのですから
喜ぶべきことなのでしょうが
銀メダルを取って
喜ぶ人ばかりではないようです。
金メダルが取れなかったことに
悔し涙を流す人もいるのです。
金メダルだけを
目指してきたという人にとって
銀メダルは失敗だという
判断になってしまうのです。
単純に比較はできませんが
多くの人が経験したことのある
学校のテストに置き換えて
考えてみましょう。
100点満点中
90点をとった人がいたとします。
あと10点で100点なのですが
それを
よくがんばった。
いい点が取れた。
と思う人もいれば
100点取れなかったことを
悔しがる人もいるのです。
悔しがる人は
100点取るのが当たり前
という自己イメージを
持っています。
90点を取るということは
自己イメージから
外れることになるのです。
90点を取るなんて
自分らしくない。
と思っています。
90点をとったら悔しがり
次のテストで
100点が取れるように
もう勉強をします。
しかし、
70点を取るのが当たり前
という自己イメージを
持っている人が
90点を取ると
やった、いい点が取れた。
と喜び、満足します。
自己イメージ以上の
点をが取れているからです。
オリンピック・パラリンピックのメダルでも
学校のテストの点数でも
仕事の業績でも
そこに対するマインドの反応は
同じです。
自己イメージが低いと
低いレベルで満足し
自己イメージが高いと
高いレベルでも満足せず
さらに高いレベルを目指すのです。
銀メダルを取って
悔し涙を流す選手のように
高い自己イメージを作ることで
自分の可能性が
どんどんひらけてきます。