同調圧力
2021/08/19
沈没船ジョークというのを
知っていますか。
こんなお話です。
世界各国の人々が乗った船が
沈没しかかっています。
しかし、乗客の数に比べて
救命ボートの数が足りません。
そこで船長は乗客に海に
飛び込ませようとします。
船長が各国の乗客に
言った言葉はどんなものだったでしょう。
アメリカ人に対して・・・「飛び込めばヒーローになれますよ」
ロシア人に対して・・・「海にウォッカのビンが流れていますよ」
イタリア人に対して・・・「海で美女が泳いでいますよ」
フランス人に対して・・・「決して海には飛び込まないで下さい」
イギリス人に対して・・・「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」
ドイツ人に対して・・・「規則ですので海に飛び込んでください」
中国人に対して・・・「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」
日本人に対して・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ!!」
これは国民性を笑い飛ばす
ジョークなのですが
最後の日本人に対しての言葉は
考えさせられることもあります。
横並びを重んじる文化
みんなと違うことを嫌う文化
まさに
同調圧力に支配されている
日本人に警鐘を鳴らす
ジョークでもあるのでは
ないでしょうか。
自分にとって
やりたいことか
やりたくないことか
という基準よりも
他の人がどう思うか
という基準の方が優先されて
人の行動を左右して
しまっています。
人に迷惑をかけるから・・・
という理由で
やりたいことを
我慢している人が
とても多いように感じます。
上司と一緒に5人で
食事に行ったとしましょう。
上司を含め他の4人が
きつねうどんを頼んだとき
あなたは自分の食べたかった
カツ丼を注文できるでしょうか?
同調圧力に負けて
「じゃあ、私もきつねうどんで。」
と言ってしまっていませんか?
そんな窮屈な生き方は
そろそろ終わりにしませんか?
自分は本当はどうしたいのか
ということを
一番の基準にして
行動できるようになったら
いいと思いませんか?
沈没船ジョークで
船長にはこう言ってほしいですよね。
「あなたはこの状況で
どう行動するのが
自分にとって一番いいと思いますか?」