人を変えようとすると
2021/08/16
「あの人はいつも時間に
遅れてくる。」
などと
誰かの愚痴を言っている人は
その人をなんとかして
変えようと思っています。
そして
客観的に見てその人が
いかに周りに迷惑をかけているかを
一生懸命主張します。
その人のダメなところを
周りに宣伝するのです。
もちろんその人に
全く問題がないわけでは
ないかもしれませんが
最大の問題は
その人が時間に遅れてくることを
問題だと思っている
自分にあるのです。
その人が遅れてきても
全く問題だと思わない人
気にしない人もいる中で
あなたは
それが問題だと
声高に主張しているのです。
その人が
遅れさえしなければ
自分はハッピーになれる。
そう信じているのです。
しかしそれは
単なる勘違いでしかありません。
自分が
ハッピーではないのは
その人が
遅れてくるせいではなく
ハッピーではないと
思っている自分が原因なのです。
きっとその人が
遅れて来なくなったとしても
次の問題点を見つけて
それを
自分がハッピーになれない理由に
してしまうのです。
人を変えようとする人は
一向に自分が
変わろうとしない人なのです。
あの人がこうすれば・・・・
と思っている人は
自分がどうすればいいかを
全く考えていないのです。
ただ原因を
自分の外側に置いて
自分は何も変わらない
変わる必要がないと
思っているのです。
自分が変わればいいと
気づいた人は
「あの人はいつも時間に
遅れてくる。」
と愚痴を言うのではなく
あの人が時間に遅れてきても
私がハッピーでいられる方法を
考えて実行しているのです。
だから
その人が時間に遅れることが
気にならなくなります。
その人がどうしようが関係なく
自分はいつも
ハッピーなのですから。
人を変えようとすると
愚痴を言い、
イライラし、
不機嫌になります。
自分が変わればいいと
気づけば
全て自分の責任で
ハッピーになれるのです。