その他の大切さ
2021/08/13
私たちの人生には
ありとあらゆる
選択肢があります。
その選択肢の中から
代表的なものを取り出して
提示することがあります。
例えば
「お昼ご飯は
うどんとラーメンと蕎麦の
どれを食べようかな?」
などと考えることがあります。
お昼ご飯に
食べるものの
ありとあらゆる選択肢の中から
代表的な3つを取り出して
提示しています。
こうすることで
決断が早くなるという
利点があります。
しかし一方で
多くの可能性を
無視してしまうことにも
つながるのです。
私たちは
自分自身の決断の中に
どれだけの選択肢が
提示できているでしょうか?
パッと思いつくもので
3つから4つくらいでしょうか?
多くても
7つぐらいを超えると
人の短期記憶の能力を
オーバーしてしまうと言います。
(ミラーの法則)
つまり
ありとあらゆる
選択肢の中から
7つ前後の選択肢しか
私たちは瞬時に
考えつくことが
できないのです。
とはいっても
日常的に考えられる
選択肢はもっと
少ないように思います。
多くの人は
2択と言う場合が
多いのではないでしょうか。
右か左か
白か黒か
AかBか
といった
2つの選択肢から
考える人が
多いように思います。
ありとあらゆる可能性の中から
たった2つの選択肢を立て
その中から自分の未来を
決めてしまっているとしたら
ちょっともったいないと
思いませんか?
AかBかの
2つに1つしかない
それ以外の可能性がない。
と思い込んで
それ以外の可能性を
シャットアウトして
追い詰められてしまう
人もいます。
そうならないように
ぜひ取り入れて欲しいのが
最後の選択肢に
「その他」を入れることです。
AかBかその他か
と言うように
それ以外の可能性を
残す選択肢を入れるのです。
自分自身に選択肢を
提示するときはもちろん
他の人に提示するときも
この「その他」が
とても大切になります。
自分が思いもよらなかった
新しいアイディアを
引き出すことにつながるのです。
「打つ手は無限」
という言葉もあります。
私たちがパッと思いつく
選択肢の最後に
「その他」を入れることで
無限の可能性を
切り捨てないという姿勢が
大切なのです。