コーチングセミナーの
依頼をいただくことがあります。

コーチングを広める
チャンスなので
基本予定が空いていたら
お受けすることにしています。

そして
できるだけ
相手に合わせて
伝わりやすいように
努力してお話ししています。

小中学生に話すとき
と
高校生に話すときは
違いますし

大人向けに話すときも
年齢層や職種などによって
言葉遣いや話の組み立てを
変えるようにしています。

しかし
いつも思うのは
セミナーで得ることのできる学びは
極めて限られているということです。

セミナーは
複数の人に伝わるように
一般的な話題にしています。

こういう人たちなら
こういうふうな話が
伝わりやすいだろう
という
想像でしかないのです。

きっとその話が
合う人もいれば
合わない人もいるでしょう。

「なるほど。」
と思う人もいれば
「なんだそんなことか。」
と思う人もいるでしょう。

ちょうど
量販店のスーツのようなものです。

S ,M,Lという大雑把な
サイズは用意していたとしても

その人の体に
ピッタリとフィットするとは
限りません。

丈はMがちょうどいいけど
もう少し肩周りが
ゆったりしていてほしい。
といった
不具合が出てきます。

セミナーが
量販店のスーツだとすると

1対1の
コーチングセッションは
オーダーメイドのスーツです。

その人の体にピッタリあった
スーツを作っていくように

相手の人のことを
しっかりと聴き
その人に合わせたお話を
することができます。

もちろんその効果も
大きく違います。

多人数向けのセミナーよりも
1対1のコーチングセッションの方が
はるかに大きな効果をもたらします。

もちろん
それぞれに役割があるのですが

そこには
違った価値がある
ということを
知っておいてほしいと思います。