あなたが嫌っている人を
思い浮かべてみてください。

なぜその人のことを
嫌っているのでしょうか？

中には
よく理由はわからないけど
生理的に受け付けない
なんて人もいるかもしれません。

もちろんそれが
悪いことだというわけでは
ありません。

しかし
嫌っていることで
その人の良さに
気づかないとしたら
ちょっともったいない
と思うのです。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
という言葉もあります。

あの人は嫌いだ
と思っていたら
その人に関する
全てのことを

マイナスの色眼鏡で
見てしまっている
ということは
ないでしょうか？

本当は良い面もあるのに
それが見えなくなって
しまっていないでしょうか？

逆に
あなたが好きな人を
思い浮かべてみてください。

なぜその人のことを
好きなのでしょうか？

何となく
あの人といると
元気になれるとか
安心できるとか
そんな人もいますよね。

あばたもえくぼ
という言葉もあります。

その人のことが好きだ
ということで
その人のマイナス面も
全て許容してしまっている
ということはないでしょうか？

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
と
あばたもえくぼ

両方を考えてみることで
自分のものの見方が
絶対的なものではなく
相対的なものだと
気づくことができます。

こうだと思っていても
常にその逆の考え方もある。

絶対そうだ！
と思うようなことですら

こう考えてみたら
違う見方もできる。
という余地があるのです。

今、あなたが
嫌いだと思っている人が

あなたの人生にとって
大切な人に
変わるかもしれません。

今、あなたが
好きだと思っている人が

全くつまらない人だった
と思う日が
来るかもしれません。

自分のものの見方に
どのような
傾向があるのかを
考えてみると

人への接し方や
世の中の見方が
変わるかもしれませんね。