強制と尊厳
2021/07/30
誰かに何かをやらせるのに
権力や暴力を使って
強制的にやらせる
というやり方があります。
過去の人類は
その方法を発明し
ある程度成果を上げてきました。
棍棒やムチや鉄砲で
人を脅して働かせて
身の回りの世話をさせたり
農業製品や工業製品を
作らせてきました。
その当時
働く人たちのマインドは
どうでも良かったのです。
現代では
強制的に人を動かすことは
その人のパフォーマンスを
十分に発揮させることが
できないということが
わかっています。
しかし今だに
古いやり方から
抜け出せていない
組織もあります。
棍棒やムチや鉄砲を
使わないにせよ
怒鳴り声や
ペナルティを課すことなど
形を変えた脅しで
人を動かそうとする
組織が存在するのです。
やりたくないことを
無理矢理やらされている状態は
その人尊厳を傷つけている
ことになります。
自分は
やりたいことをする
その価値がない人間だ
と思い込ませてしまうのです。
私は
want to 100%の生活をしましょう。
と言っていますが
「そんなのは無理だ!」
「やらなければ
ならないこともある。」
という人もいます。
その人は
人類が生み出してきた
強制的に人を動かす仕組みが
無意識のレベルで
染み付いてしまっているのです。
have toを押し付けることは
短期的には成果を出すように
見えるかもしれませんが
必ず何らかの歪みを生みます。
今のあなたの生活に
have toがあるとしたら
そんな人類の負の遺産に
取り込まれている部分が
あるのかもしれません。
have toで働くと
あなたのパフォーマンスが下がります。
勤務時間中も
いかに自分の能力を
温存するかを考えるでしょう。
そして
勤務時間を少しでも過ぎると
途端にストレスになります。
もしwant toで
働いているとしたら
何かを成し遂げようと
熱意を持って働き
その仕事を好きで
やっているとしたら
勤務時間は
大きな問題になりません。
(法律を守らなくていいという
ことではなく
働く人のマインドの問題です)
そんな人は
周りの人が驚くような
素晴らしいパフォーマンスを
発揮するのです。
自分が今やっていることを
選んでやっている
好きでやっている
ということを確認しましょう。
もしそうでないならば
やめることを選択しましょう。
あなたは
やりたくないことを
無理矢理やらされる
奴隷ではありません。
全てのことを
want toでやることができるのです。
それだけ価値のある
人間であることを
自覚しましょう。