夏休みが始まりました。

子どもが家で過ごす
時間が増えるという
家庭も多いことでしょう。

そんな夏休みに
多発するのが
親子のトラブルです。

宿題しない
片付けをしない
言うことを聞かない

そんなことで
親がイライラして
子どもを叱り
子どもも不機嫌になる
というパターンです。

親は子どもに比べて
多くの知識を持っているので
親から子へ伝えたいことは
たくさんあります。

家にいる時間が多くなる
子どもに対して
あれも言いたい
これも言いたい
と思ってしまい

ついつい
小言が多くなってしまうのです。

そんなときに
気をつけて欲しいのは
言いたいことが10個あったら
そのうち9個を胸の中にしまって
一番大事な1個だけを伝える。
ということです。

10個全部を伝えようとすると
子どもの
理解のキャパを超えてしまいます。
言ったそばから
忘れてしまうのです。

また、
あれこれ言われると
反発して
素直に聞き入れることが
できなくなってしまいます。

10個のうちの1個に絞る
と決めることで
親としては
どれが一番大切かな
どれを伝えるべきかなと
いう思考が働きます。

その1個の伝え方にも
工夫が出てくるでしょう。
子どもがよりよく理解するには
どのような伝え方がいいのか
という作戦を立てることで

一番大事な内容を
しっかりと
つたえることができます。

そして
残りの9個を伝える代わりに
子どもの話を聞きましょう。

10個のうち
1個だけ話して
残りの9個分は
子どもの話に耳を傾ける。

この夏休み
実践してみてください。