家族への接し方
2021/07/16
人間関係の問題で
一番解決が難しいのが
家族の人間関係です。
職場の人間関係は
ある意味公的な場での
人間関係ですので
他者意識が生まれやすく
礼儀を持って接することが
多いのですが
家族のこととなると
血が繋がっているから
いつも一緒にいるから
といった理由で
どうしても甘えが出てしまいます。
「家族なんだから
このくらいいだろう。」
という甘えです。
「ありがとう」
という一言を省略してしまったり
少し失礼なお願いを
平気でしてしまったり
相手の意に反することを
押し付けてしまったり
家族なんだから・・・
という理由で
相手を尊重することを
忘れてしまっているのです。
その一つ一つは
些細なことかもしれませんが
それが積もり積もって
人間関係を拗らせてしまいます。
家族であろうと
別個の人格を持った人間です。
違う価値観を持っていますし
違う考え方をすることもあります。
家族に接するときに
意識してほしいのは
「目の前にいるのは
自分が最も大切にするべき人間なのだ。」
ということです。
上司よりも
同僚よりも
友人よりも
目の前の家族を大切にしよう。
という意識です。
家族との人間関係が悪いと
人生の大部分の楽しみを
失ってしまうことになります。
本当に家族を尊重しているだろうか?
と自分自身に
問いかけてみてください。
朝起きて
同居している家族に
挨拶をしましたか?
まずはそこからです。