認知の歪み
2021/07/02
私たちは
世界を正しく見ていない。
そう言われたら
どう思いますか?
例えば
壁の染みが
人の顔に見えてしまうとか
一時期流行った
人面魚だとか
心霊写真と言われる
写真の多くもそうです。
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このように
丸が三つ並んでいるだけで
人はそれを
顔として認識してしまいます。
関係のないものを
勝手に関係づけて
自分の馴染みのあるものに
なぞらえて見てしまう。
それが人の世界の
捉え方です。
認知バイアスとも言われています。
人は正しく物事を
見ているのではなく
見たいように見ている
ということです。
人を
学歴や職業で判断したり
風貌や服装で判断したりする
いわゆる
ステレオタイプというものも
認知バイアスの一種とも
言えるでしょう。
それが
100%悪い方に働く
というわけではありません。
そのような認識の仕方は
余計な手続きをすっ飛ばして
手っ取り早く効率的に
世界を知ることができる
という利点もあります。
しかし
やはりそこには
落とし穴があるのです。
スコトマ
(心理的盲点)は
そうやって生まれるのです。
大切なのは
私たちは
世界を正しく見ていない
と意識することです。
思い込みは
誰にでもあるということを
常に念頭において
注意深くそれを
検証することが必要なのです。
コーチングを受けることは
自分自身の思い込みを正し
スコトマを退治すること
なのです。