強い心
広い心
あたたかい心
などという表現があります。

このような表現を聞くと
心というものが
何か実体のあるもの
だと思いがちです。

しかし
心には実体がありません。

専門的に言えば
心とは
脳の情報処理の過程
でしかないのです。

しかし
その情報処理の仕方は
人によって
傾向があります。

その情報処理の傾向を指して
「あの人は心が強い」
とか
「あの人は心が広い」
と表現しているのです。

「私、メンタル弱いんで。」
などという人は

自分の生まれ持った特質が
固定されているように
思いがちですが
実はそうではありません。

「弱い心」という
実体があるのではなく

「弱い心」と称される
情報処理の傾向がある
というただそれだけなのです。

もう少し簡単に言えば
気弱な思考をする癖（くせ）がある
ということです。

癖（くせ）ですから
いくらでも
修正することはできます。

「心が強くなりたい」
と思えば
今この瞬間にそうなれるのです。

どうするのか？
心が強い人と同じ
考え方をするだけです。

誰でもいいので
目標とする人
憧れの人を
モデルとして
「その人なら
　どう考えるだろうか？」
ということを
そのまま
真似すればいいのです。

心には実体がありません。
今すぐに変えられるのです。