スモールステップではなぜダメなのか?
2021/06/25
高いゴールを設定する
ということを
講演会でお話したとき
「スモールステップについては
どう考えたらですか?」
という質問をいただきました。
スモールステップは
小さな目標とその達成を
積み重ねていくやり方です。
少しずつ
一歩一歩進んでいく
というイメージです。
私は
「スモールステップは
ダメですね。」
と答えました。
その理由は
現状にコンフォートゾーンを
縛り付けてしまうからです。
ゴール達成するには
ゴール達成した状態に
コンフォーゾーンを持っていくことが
大切になります。
つまりゴールを
達成している自分が
本来の自分であり
現状の自分は
何かおかしい
間違っている
という状態にするのです。
しかし
スモールステップを作ることは
現状が本来の自分だという
自己イメージを強めてしまいます。
「現状はここだから
ここから少しずつ
上がっていこう。」
という考え方に
なってしまうのです。
現状にコンフォートゾーンがあれば
一歩一歩進むことは
コンフォートゾーンの
外側に向かって
進んでいくことなります。
つまり
居心地の悪い場所へと
進んでいるのですから
なかなか進まないし
油断すると
元のコンフォートゾーンへ
戻ってしまうのです。
ですから
コンフォートゾーンを
一気にゴールに持っていく
ことが必要になります。
下から少しずつ階段を
登っていくという
イメージではなく
一気に
クレーンで吊り上げる
といったイメージです。
一歩一歩進もう
と思っている人には
2段飛ばし
3段飛ばし
10段飛ばし
の方法が見えなくなって
しまいます。
しかし
ゴールから逆算して
考えられる人には
その方法が見えてくるのです。
もっと短時間に
簡単にゴール達成ができるのに
遠回りをしてしまう。
これも
スモールステップの
弊害です。
ステップバイステップ
ではなく
クレーンで吊り上げる。
そんなイメージを持って
進んでいきましょう。