常識を超えて
2021/06/24
日本人は100メートル走で
10秒を切れない。
そう言われていた
時期がありましたし
事実、長い間10秒の壁を
突破する選手は
いませんでした。
日本人は短距離走に向かない
と言われ
それが常識だと
思われていました。
速筋が・・・
遅筋が・・・
などと筋肉の種類から
その常識を説明する
人たちもいました。
しかし今では
山縣亮太選手の
9秒95を筆頭に
4人の選手が
9秒台の記録を持っています。
4×100メートルリレーでは
日本チームが
メダルを獲得するという
ことも起きています。
正に常識が覆された
と言っていいでしょう。
その常識こそが
私たちのパフォーマンスを
制限してしまっているのです。
かつて
野茂選手が
メジャーリーグに挑戦するとき
日本人は無理だという声が
上がりましたし、
イチロー選手が
メジャーリーグに挑戦するときは
日本人のバッターは無理だ
という声が上がりました。
しかし
結局2人とも大活躍で
その常識を覆し
その後の多くの
日本人選手の挑戦を
促しました。
今では大谷翔平選手という
スーパースターを
生み出すほどになりました。
誰もがなし得なかった
二刀流を
日本人がメジャーの舞台で
完璧にやってしまっているのです。
新たな常識が
できつつあると言っても
いいでしょう。
「それが常識だ!」
と声高に叫ぶ人たちは
このような例を
知らないのでしょうか?
常識は常に覆され続けています。
そしてその常識が
覆されたとき
常識を
信奉していた人たちは
自分たちのパフォーマンスが
制限されていたことに
初めて気づくのです。
今のあなたの常識とは
なんでしょうか?
その常識に囚われて
自分のパフォーマンスを
制限されていないでしょうか?
「だってそれは無理でしょう!」
ということで
それができない理由を
一生懸命探しているのです。
「もしかしたら
できるんじゃないか?」
その思いが
どうすればできるかを
探すことにつながります。
常識を超えていきましょう。