私たちは
偽物のゴールを
選ばされている
可能性があります。

例えば
テレビCMで
新製品が出るたびに
その製品の魅力を
芸能人が伝えます。

そのCMを見るまでは
欲しいとも何とも
思っていなかったものでも
急にそれが欲しくなって
しまうのです。

また、
みんながそれを
持っていると
自分も持たなければ
いけないような
気分になっていきます。

欲しくなかったものが
欲しくなり
それを持っていないと
罪悪感すら
感じるようになる。

そうやって
偽物のゴールが
作られていくのです。

例えば
お金持ちになることが
ゴールだと言っている人の
ほとんどは

そのお金で
何をするのかを
考えていません。

本来
お金はゴールではなく
それを叶えるための
手段であるはずなのに

お金持ちになることが
ゴールだと思い込んで
いるのです。

お金が大好き
という人も
ごくたまにいます。

その人は
お金儲けをすること自体に
魅力を感じています。

どうすれば
お金儲けができるかを
考えるのが楽しくて
しょうがないのです。

しかし
ほとんどの人は
お金があったら
何か好きなものが
買えると思って
「お金持ちになりたい」
と言っているのです。

そういう人に限って
お金儲けが
あまり好きではないのです。

お金が欲しいと言いながら
お金儲けは好きではない。

だから
なかなかお金持ちに
なれないのです。

あれが欲しい
これが欲しい
そして
お金持ちになりたい

そう思っている人は
ちょっと立ち止まって
自分が本当に
欲しいものを
考えてみてください。

誰かに
それが必要だと
思い込まされていませんか？

それを持っていることが
幸せなのだと
思い込まされていませんか？

心の底から
それが欲しい
それが楽しい
と思えることを
追求することが
大切なのです。

お金持ちになってはいけない。
と言っているのではなく
本当にお金持ちに
なりたいんですか？
と言っているのです。

自分以外の誰かに
刷り込まれたゴールではなく

自分自身の
心の底から湧き上がるような
誰かに止められても
どうしても達成したいという
本当のゴールを
見つけてほしいのです。