ブッダの教え
2021/06/13
最近
仏教の教えに
興味を
持つようになりました。
仏教は
インドで生まれて
それが日本に
伝わってくるまでには
さまざまに変遷しているため
いわゆる
日本の仏教と
インドで生まれた仏教とは
かなり違っているようです。
仏教といえば
極楽浄土とか
輪廻転生とか
死後の世界の話が
重要な話として
語られる印象があったのですが
仏教の開祖
ゴータマ・シッダールタ(ブッダ)は
死後の世界については
全く言及していないというのです。
「死後のことは死んでから考えろ。」
と。
ブッダは宗教家
というより
哲学者だという方が
しっくりきます。
人間の苦しみについて
考え抜いて
それを克服する方法を
見つけた人
です。
悟りを開いた
というのが
それです。
その過程が
とても興味深いのです。
それは
ブッダが悟りを開く過程で
徹底的に抽象度を上げる
作業を行なっていた
ということです。
私がいつも話していることと
全く同じことを
2500年前の人が
すでに考えていたというのは
本当に驚きです。
徹底的に考えることで
目の前の苦しみは
大したことではない。
もっと
大きな視点で見て
長いスパンで考えることで
苦しみを克服し
人は幸せになれる。
非常に乱暴な
まとめ方かもしれませんが
簡単に言えば
そう説いているのが
ブッダの教えです。
それ
本当に苦しいことですか?
それ
本当に辛いことですか?
自分がその苦しみや辛さを
作っているだけではないですか?
ブッダは
そう教えてくれるのです。
仏教を哲学として捉え
学んでみてください。
とても面白い
発見があると思いますよ。