良いことに目を向ける
2021/06/11
「あの人はいつも私の
話を聞いてくれないんです。」
という人がいます。
「いつも」
「みんな」
「絶対」
といった言葉で
自分の問題が
より大きなものだと
アピールしているのです。
それを人に話すことで
この問題は私のせいではない。
誰か解決してほしい。
と誰かに責任転嫁
しようとしています。
誰かにに話すことで
助けてくれる
場合もあるでしょう。
それで一時的には問題が
解決したように
感じるかもしれません。
しかし
起きた問題が
自分の責任ではないと
思っているうちは
また同じような問題が
起きてしまうのです。
「あの人はいつも私の
話を聞いてくれないんです。」
という人は
「あの人」が
私の話を聞いてくれた事実を
「いつも」という言葉を
使って無視しているのです。
どんなに
関係が悪い相手でも
話を全く聞かないということは
ちょっと考えにくいでしょう。
しかし
「聞いてくれない」という
事実にフォーカスしすぎてしまい
「聞いてくれた」という
事実を無視してしまっているのです。
本当は聞いてほしいのに
聞いてくれないことにばかり
フォーカスしているから
どうしたら聞いてくれるか
という考えに
思い至らなくなってしまうのです。
私たちは
目標に向かって進みます。
「あの人は聞いてくれない。」
と決めると
聞いてくれない方向へと
進んでいくのです。
「聞いてくれない」
と言っているのに
聞いてくれたら
自分が矛盾していることに
なるからです。
本当は聞いてほしいのに・・・
常に自分が望む方向を見て
望む方向に向かう上で
重要なものに
フォーカスする必要があります。
聞いてほしいと
望んでいるのなら
聞いてくれた
事実にフォーカスするべきです。
良いことに目を向ける
というのは
良い方に
自分を進めていくことに
つながるのです。
不平
不満
愚痴
泣き言
を言っている人は
それを引き寄せるよ。
感謝の言葉
を言っている人は
それを引き寄せるよ。
というのは
そういうことなのです。