何に慣れてしまった?
2021/06/05
車をガードレールに
こすってしまった!
その直後には
それが気になってしょうがない
という状態になります。
しかし
傷ついた車をそのままにして
しばらく時間が経ってしまったら
次第にその傷が
気にならなくなってしまいます。
傷のある状態が
自分にとって当たり前の状態になり
それに慣れてしまっているのです。
初めのうちは
その傷を修理しようという
モチベーションが
あったはずなのですが
時が経つにつれて
そのモチベーションも
失ってしまいます。
こうやって
私たちは
知らず知らずのうちに
外部の環境に
慣れていってしまいます。
ですから
意識しておくことが必要です。
私は何に慣れてしまったのか?
と。
車の傷の例のように
慣れてしまった対象が
自分にとって
望ましいものでない
場合もあります。
本来は
傷のないピカピカな車に
乗るのが理想であるはずなのに
傷のある状態に慣れてしまい
そのことに
疑問を感じなくなって
しまっていないだろうか?
それを
もう一度意識に上げていくのです。
自分にとって
理想的な状態は何なのか?
どんな基準を求めるのか?
それが
現状と違ったとしたら
私たちは
慣れてしまっていることを
拒否しなければなりません。
傷のついた車を
修理するモチベーションを
取り戻す必要があるのです。
私は何に慣れてしまったのか?
私の求める基準は何か?
自分自身に問いかけてみましょう。