桐の箱に
入った日本酒の瓶
と
紙パックの日本酒

値段を聞かなくても
前者の方が
高いということは
一目瞭然です。

もしも
中に入っている
お酒が同じもの
だったとしても

前者の方が
美味しく感じる
という人が
多いでしょう。

これだけ
丁寧に包装されている
ものだから
いいものに違いない
という
考えが働くのです。

もちろん
外側なんて関係ない
中身が大事だ。
という意見も
わかるのですが

中身が良いものは
外側も良いと
考える人が多いのも
事実です。

プレゼントを
片手で渡されるのと
両手で大事そうに
渡されるのとでは
受ける印象は違います。

プレゼントそのものは
変わりませんが
そこに込められた
想いが違うことを
感じ取るのです。

これは単に
ものだけではなく
人に対しても
言えることです。

自分の価値を
高めたいと思ったら
それ相応の
扱いを自分自身に対して
行うのです。

体に良い食事を取る
良いものを身につける
良い情報を得る

そうすることで
これだけ
大切にしている自分
なのだから
自分には
価値があるに違いない。
そう思えるようになるのです。

必ずしもそこに
お金をかける必要は
ありません。

身の回りのものを
丁寧に扱う。
体を清潔にする。
部屋をいつも掃除する。

たったこれだけでも
自分自身を大切にし
自分自身の価値を
実感できるのです。

もちろん中身を
磨くことも大切です。

それと同時に
その中身に相応しい
外側を整えることも
同じくらい大切です。