重要でないものは見えない
2021/05/22
目の前のコップが
見えるとしたら
それは
あなたにとって
コップが重要なものだと
認識されているからです。
コップは
何かを飲むための
容器として
使えることを
知っているから
コップが
認識されるのです。
もしも
コップを知らない人がいたら
ひょっとすると
目の前にあるコップが
認識されないかもしれません。
「そんなことあるわけない。」
そう思う人も
いるかもしれませんが
少し例を変えてみましょう。
道端に生えている雑草。
あなたは
その名前を
知っていますか?
多くの人には
雑草としか見えないかも
しれませんが
その名前を知っている人には
違う見え方をしています。
雑草と一口に言っても
さまざまな種類があります。
カタバミ
エノコログサ
スズメノカタビラ
カヤツリグサ
など
「雑草が生えてるね。」
という人には
スズメノカタビラは
見えていないのです。
目の前に
ちゃんと生えているのに
それが見えないのです。
その人にとって
重要なものしか
見えないというのは
そういうことなのです。
ゴール設定をすると
そのゴールを達成する方法が
重要なものとして
認識されます。
今まで
見えなかったものが
見えてくるのです。
先程の例で言えば
植物学者になる
とか
除草剤の開発をする
などという
ゴール設定をした人には
カタバミ
エノコログサ
スズメノカタビラ
カヤツリグサ
が見えてくるのです。
あなたに見えているものは
あなたにとって
重要なものです。
重要なものを変えたら
つまり
ゴール設定をしたら
今まで見えなかったものが
見えてくるのです。
これは
比喩ではなく
本当に
目に見える・見えない
という話なのです。
今、あなたが
できないと思っていることは
今、それが自分にとって
重要ではないから
やり方が見えない
ということです。
ですから
ゴール設定に
できるかできないか
という判断は
必要ありません。
大切なのは
やりたいかやりたくないか
ただそれだけなのです。