「先生、
　トイレに行っていいですか？」

小学生の時
授業中にトイレに行きたくなって
このように発言するのを
聞いたことがあるでしょう。

私たちは
何かをするのに
誰かの許可を得る
ということを
幼い頃から
刷り込まれてきています。

そして
成長してもなお
誰かの許可を求める
ということを
やっていませんか？

自分の行動を
他人の判断に委ねることは
ある意味
簡単かもしれません。

「〜してもいいよ。」
「君なら大丈夫。」
と言ってもらってから
行動することで
責任を回避できるからです。

しかしそれは
自己実現をしていく
人の姿勢とは言えません。

自分で自分に
許可を与えましょう。

必ずしも
他の人の許可を
待つ必要はないのです。

「先生、
　トイレに行っていいですか？」
と言って

先生が
「ダメです。」
と言ったなら
あなたはどうするのですか？

だまって我慢し
漏らしてしまうのを
待つのでしょうか？

それは賢明な選択とは
言えませんね。

許可を求めるのではなく
報告をすればいいのです。

「先生、トイレに行ってきます。」
そして自ら席を立つのです。

無意識に刷り込まれた
許可を求めるという
自分の行動を
見直してみてください。

必要のない場面でも
誰かの許可を得ようと
してしまっていませんか。

それに気付いたなら
今日この瞬間から
それをやめましょう。

自分の行動は
自分で責任を取るのです。

黙って
列の中に並ぶのではなく
進んで
先頭に立つのです。

今日から始めましょう。