日々の行動の意味
2021/05/09
誰もあなたが
望まないことを
無理矢理させることはできない。
この言葉を聞いて
どう感じるでしょうか?
「そうだ。」
と納得できない人も
いるのではないでしょうか?
世の中に
have to(しなければならない)が
蔓延しているのは
多くの人が誰かに
望まないことを強いられた
という過去を
持っているからでしょう。
そして
世の中はそういうものだ
と思い込んで
しまっているのです。
そういう人は
そのhave toである
と思っていることを
本当にそうか?と
考え直してみてください。
例えば
「仕事をしなければならない」
というhave toが
思い浮かんだ人も
いるでしょう。
これは
本当にhave toなのでしょうか?
つまり
望まないことを
無理矢理強いられている
ことなのかということです。
あなたがもしも
仕事をしたくない
と思うのであれば
仕事をしなければ
いいのです。
「そんなことしたら・・・」
という反論が
聞こえてきそうですが
世の中に仕事を
していない人は
全くいないのでしょうか?
多くはないでしょうが
全くいないわけでは
ないでしょう。
もし本当に
仕事をしたくないのなら
その選択ができるわけです。
しかし
多くの人が
仕事をしているのは
なぜでしょうか?
あなたが
仕事をしているのは
なぜでしょうか?
日常の忙しさに流されて
私たちは
このような問いを
自分自身に投げかける
余裕を失っています。
実に重要な問いであるにも
かかわらず
それを後回しにして
しまっています。
誰もあなたが
望まないことを
無理矢理させることはできない。
もしも
この言葉に反論が
あるとしたら
それもいいでしょう。
無理矢理させられる例を
列挙してみてください。
そして
それが本当に
避けられないことなのかを
考えてみて欲しいのです。
避けられないと
思い込んでいるだけ
なのではないでしょうか?
これが
納得できていなければ
正しいゴール設定はできません。
誰かに刷り込まれた
借り物のゴールを
設定していることに
なってしまいます。
私たちが
日々やっていること
これは何のために
やっているのか?
それは
want toなのか
have toなのか
have toであるとしたら
それを避けることが
できるのではないか
私たちの
日々の行動の
根本の部分です。
土台がしっかりしていないと
どんなに良い建屋をつくろうと
崩れてしまいます。
誰もあなたが
望まないことを
無理矢理させることはできない。
この言葉の意味について
しっかり考えてみましょう。