イラッときたらどうすればいい?
2021/04/30
キラーストレス
などという言葉も
聞かれるほどに
ストレスは
私たちの健康に
深刻な影響を
与えるものです。
全くストレスのない
生活というのは
難しいかもしれませんが
できれば
ストレスに晒され続ける
生活は避けたほうが
よいと言えるでしょう。
では
ストレスの原因とは
一体何なのでしょう。
(ここでは
精神的ストレスに
限定して考えます。)
それは
期待を裏切られた
という経験です。
こうなると
思っていたのに
そうならなかった。
これが
ストレスの原因です。
例えば
仕事を一生懸命頑張ったのに
上司から叱責された場合
一生懸命頑張ったから
当然
上司から褒められると
思っていたのに
そうならなかった。
そうすると
「どうしてわかってくれないの?」
「こんなに頑張ったのに。」
と思ってしまうのです。
褒められる
という期待が
裏切られたという経験
これがストレスを
生み出すのです。
同じように
上司に叱られた
という経験をしたとしても
仕事で失敗を
してしまった場合
きっと叱られるだろうな
と思っていれば
それほどストレスを
感じないのです。
私たちは
無意識に
何かに期待をしていて
それが裏切られた時
ストレスを感じるのです。
ほんの些細な例ですが
例えば
平日に雨が降っても
それほどストレスに
感じなくても
休日どこかに
出かける予定がある時に
雨がふると
ストレスに感じます。
「なんでこんな日に限って
雨が降るんだ!」
と。
雨が降るなんていうのは
1人の人間の都合に合わせて
起きることではありません。
しかし
無意識に人は
自分の都合に合うように
雨が降ることを
期待してしまっているのです。
冷静に考えれば
そんな期待をするなんて
馬鹿げていると
感じるかもしれませんが
それでも
自分にとって大事な日に
雨が降ると
「なんでこんな日に限って
雨が降るんだ!」
と思ってしまいます。
ストレスを
上手にコントロールするには
自分の都合のいいように
期待すること自体を
見直せばいいのです。
ストレスを感じた時
自分は
何に期待していたのだろう?
と見直してみるのです。
都合のいいように
晴れることを期待するのが
馬鹿げていると
思えるように
少し自分を客観的に
見ることができれば
その期待が
「自分勝手な期待
だったかもしれないな。」
と考え直すことができます。
だからと言って
ストレスを
ゼロにすることは
難しいかもしれませんが
少なくとも
今までよりは
軽減することができるはずです。
原因がわかるから
対処ができるのです。
イラッときたら
「何に期待していたのかな?」
と考えてみてください。
気持ちが楽になりますよ。