スポーツ選手は
本番で緊張しないように
何度も何度も
練習をします。

練習が自信を作る
といっても過言では
ありません。

何度も練習したことは
意識しないでも
自然とできるようになり

自分はどんな時でも
これができるのだという
自信につながります。

スポーツ選手ではなくても
練習の大切さを
理解できない人は
いないでしょう。

スピーチでも
音楽の演奏でも
商品のプレゼンでも

あらゆる場面で
練習は素晴らしい
効果を発揮します。

私がコーチとして
お伝えしたいのは

その練習は
いつでもどこでも
頭の中でできる
ということです。

メンタルリハーサル
という言葉があります。

実際に練習する
時間や場所が
なかったとしても

人は
頭の中で練習をすることが
できるのです。

スピーチや演奏で
聴衆から拍手をもらう
自分の姿を
頭の中にイメージしたり

商品のプレゼンが
大成功して
大きな契約を
勝ち取る自分の姿を
イメージしたり

うまくいった姿を
何度も思い描くことで
自分にはそれができるのだ
という自信を持つことが
できるようになるのです。

たとえ
一度もやったことが
なかったとしても

まるで何度も
それを経験し
そうなることが
当たり前であるかのように
振る舞うことさえできるのです。

実際に
バスケットボールの
フリースローで

実際にボールを使って
練習した人たちと

ボールを使わずに
メンタルリハーサルを
した人たちとの

成績の伸びを比べると
ほぼ違いがなかった
という実験結果も
出ているほどなのです。

この
メンタルリハーサルは
明日の
仕事にも役立ちますし

将来の
夢の実現にも
役に立つ方法です。

大切なのは
臨場感のある
映像を頭の中に
思い浮かべられるかどうか
です。

実際に起きたことと
頭の中で起きたこととを
人は区別することが
できません。

その性質を利用して
私たちは
もっと素晴らしい
パフォーマンスを
発揮することができるのです。