ねばならないの追放
2021/04/26
元祖コーチ
ルー・タイスは
言いました。
人生に
ねばならないことは
一つもない。
あるとすれば
人は必ず
死ななければならない
ということだけだ。
しかし私たちは
「ねばならない」
という思い込みに
支配されてしまっています。
そして
「したい」
という欲求を
否定することが
よいことだと
思い込んでしまっています。
先日、若い人たちと
話す機会がありましたが
彼らもすでに
「ねばならない」
という思いに
支配されていました。
そして
何がしたいのか
という思いを
徹底的に抑え込まれて
しまっていたのです。
「これからやりたいことって
どんなこと?」
と聞くと
やりたいことの代わりに
「〜しなければいけないと
思っています。」
という答えが
返ってくるのです。
これは
周りの大人の責任です。
勉強せねばならない
仕事をせねばならない
そういったマインドを
幼い頃から
植え付けられて
しまっています。
「ねばならない」は
人のパフォーマンスを
著しく低下させます。
できない理由
やらなくていい理由を
無意識に
考えてしまうのです。
〜せねばならない
でも
・・・だからできない。
そうやって
ねばならないことを
回避することばかり
考えるのです。
その一方で
「したい」は
人のパフォーマンスを
どんどん高めます。
どんな困難があっても
それができる方法を
見つけ出すのです。
「ねばならない」は
人生を自分以外の何かに
委ねる生き方であり
「したい」は
人生を自分自身の手で
切り開いていく
生き方なのです。
この世の中から
「ねばならない」
という考え方を
追放したいと思っています。
どんな時でも
自分は何がしたいか
を考えて
自分で選択する
生き方をしてほしいのです。
私たちが
今日一日
何をするにしても
それは全て
自分がしたいこと
であるはずなのです。
学校に行くのも
会社に行くのも
遊びに行くのも
家で寝てるのも
自分が
したいことなのです。
それを選んで
しているのです。
大人たちは
子どもの幸せを願って
ねばならないことを
教えようとします。
しかし
本当に幸せなのは
したいことを
存分にできる
人生を送ること
なのです。