内発的動機付け
2021/04/25
心理学で
古くから言われている
重要な言葉があります。
内発的動機付け
と
外発的動機付け
です。
内発的動機付けとは
簡単に言えば
自分からやりたいと
感じるモチベーションです。
外発的動機付けとは
人から言われて
やらなければならない
と感じるモチベーションです。
どちらが
よりよい成果をもたらすのか
心理学を学んだことのない人でも
容易に想像がつくでしょう。
古くから言われている
ことでもあり
誰にでも
内発的動機付けの方が
よりよい結果を
もたらすということが
想像できるにもかかわらず
世の中には
外発的動機付けで
人を動かそうとする
仕組みばかりが
蔓延しています。
なぜなのでしょうか?
それは
内発的動機付けを
引き出すには
時間がかかるからです。
今すぐに
結果を出したい人たちは
叱る
脅す
命令する
催促する
管理する
褒美を与える
といった
手法を用います。
そうやって
外発的動機付けを用いて
人を動かすことは
短期的には成果を
出すことができるのです。
そして
その方法がよいと
信じる人たちは
外発的動機付けの
手法をどんどん
発展させていきます。
どうすれば
よりよく叱ることができるか
よりよく脅すことができるか
よりよく命令できるか
よりよく催促することができるか
そうやって
しなければならない
というモチベーションを
この世の中に
充満させていくのです。
「やりたいことだけ
やっていてはダメだ。
やらなければ
いけないこともあるのだ。」
こう主張する人たちは
まさに
外発的動機付けの
文化にどっぷり
浸かってしまっている
人たちなのです。
本当に大切なのは
内発的動機付けです。
内発的動機付けを
引き出すためには
外発的動機付けの
要因となるものを
取り除く必要が
あるのです。
つまり
叱る
脅す
命令する
催促する
管理する
褒美を与える
こういった働きかけを
減らしたり
なくしたりすることが
よりよい成果につながる。
このような研究が
世の中には
たくさんあるのです。
私が
want to 100%の生活をしましょう。
といっているのは
そういう意味もあるのです。