コーチが考えていること
2021/04/24
私たちコーチは
常にクライアントさんよりも
抽象度の高い思考をすることを
心がけています。
コーチはさまざまな
コーチングスキルを
持っていますが
それらは
全くの枝葉であり
些細なことでしか
ないのです。
こう言われたら
こう答える
といったような
マニュアル化できるような
スキルをいくら磨いたところで
本物のコーチングが
できるわけでは
ありません。
コーチングの生命線は
コーチの抽象度の高さです。
常に
1段階や2段階上の
抽象度を持って
クライアントさんに接します。
クライアントさんと同じか
それよりも
低い抽象度しか
持てない場合
それはもはや
コーチではなく
お世話好きで聞き上手な
近所のおばちゃん
と同じになってしまいます。
コーチングの
プロフェッショナルとして
クライアントさんの前に
座るのならば
コーチは
抽象度を常に高める訓練を
しておく必要があるのです。
それは
なかなか言語化しづらい
部分があるのですが
あえて言語化するならば
例えば
年収1億円になりたい
というゴールを
クライアントさんが
持っていたとするならば
1億円とは
どんな意味を持つ金額なのか
そもそも
現代社会において
お金とは何なのか
資本主義とは何なのか
富とは何なのか
なぜそのクライアントさんが
富を求めるのか
といった思考をしながら
お話を聞くのです。
(これでうまく説明できたとは
思えないのですが
無理矢理言語化するならば
こんな感じです。)
(こんなことを
無料で公開していいのか
と思ってしまいますが・・・)
常にこんなことを
考えているので
セッションをすればするほど
自分の抽象度への感覚が
鋭くなっていくのを
感じます。
コーチとしての感覚が
研ぎ澄まされていく
ようなイメージです。
(これも言語化しづらいです)
クライアントさんとの
セッションは
まさに真剣勝負ですが
クライアントさんと
一緒に自分が
どんどん高まっていく
感覚を得ることができます。
そういう意味で
コーチという仕事は
実にやりがいのある
楽しい仕事です。
コーチになって
本当によかったと
感じています。
多くの人に
本物のコーチングを
体験していただき
自分の可能性を伸ばし
生き生きと豊かな人生を
歩んでいってほしいと思います。