「その日は用事が入っているので
　参加することはできません。」

周りの人からの
オファーを
こんなふうに断った
経験のある人は多いでしょう。

私はたちは
こんな場面で
優先順位をつけて
自分がやるべきことを
選択しています。

それは
先約優先の原則に
当てはめているのかも
しれませんし

後から入ってきた
予定でも
重要度が高ければ
先約をキャンセルする
こともあるでしょう。

いずれにしても
優先順位を元に
予定を入れたり
断ったりという
判断をしています。

人生のゴール設定が
できている人は
ゴールに合致するかどうかで
優先順位を決めることが
できています。

例えば
オリンピックで金メダルを取る
というゴール設定を
している人であれば

練習が最優先に
なっているはずです。

友達から
「飲みに行こうよ。」
と誘われても

「旅行に行こう。」
と誘われても

「練習があるから。」
と断るはずです。

もちろん
飲み会や旅行が
悪いわけではありません。

人とのつながりを
大切にしている人にとっては
その飲み会が
重要かもしれませんし

文章を書いたり
映画を作ったりという
クリエイティブな仕事を
している人にとっては
旅行がとても
重要なものになるでしょう。

しかし
その人にゴール設定が
できていない場合

自分にとって
何が大切かという
価値観が
はっきりしていないため
優先順位の基準が
ブレてしまうのです。

目の前の人の
機嫌を損なうのを恐れて
誘いを断れなくなるのです。

それは
自分の価値観に
基づいた選択ではなく

その場しのぎの
苦しい選択に
なってしまっているのです。

ゴール設定が
できている人は
明確な基準を持って
優先順位を
つけることができます。

生き方がシンプルになり
迷うことがなくなります。

「ごめんなさい。
　大切な用事があるから
　参加できません。」
と明確に断ることも
できるでしょうし

「先約があったけど
　私にとっては
　こっちの方が大切です。」
と言って
その誘いを受け入れることも
できるのです。

限られた命の時間という
スケジュール帳に
何を書き込み
何を書き込まないのか

それを判断する基準が
ゴール設定です。

あなたにとって
何が重要で
何が重要でないのか。

しっかり考えてみましょう。