私たちが
これが世界だと思っている
その外側にも
世界があります。

私たちには必ず
スコトマ（心理的盲点）が
があります。

どんなに
知識のある人にも
スコトマはあります。

つまり人には
見えない部分が
必ずあるということです。

しかも
私を含めた
大多数の人間は
ほとんど知識を
持っていません。

スコトマ以前に
知らないことが
たくさんあります。

世界最大の
アメリカ議会図書館には
3,100万冊の蔵書が
あると言われています。

1日に100冊ずつ
読んだとしても
850年かかるほどの
本があるのです。

1人の人間には
読み切れないほどの知識を
人類は蓄えていますが

それでも
未だに人類が
知り得ない情報も
この世界には
存在するのです。

私たち
一人一人が
今見ている世界は

世界の全てから言えば
ほんのわずかな部分でしか
ありません。

必ず
その外側が存在する
ということです。

周りの人から
何か言われたとき

「それ、知ってるよ。」
「いや、それは
　絶対ダメでしょう。」
「そんなの
　あるわけないでしょう。」
という態度を取るのは

せっかくの
世界を広げるチャンスを
ドブに捨てるようなものです。

頭から否定するのではなく
「面白いかもしれないね。」
「そういう可能性も
　あるかもしれないね。」
という
前向きな態度で
情報を一度受け入れてみる。
そんな
態度が大切です。

自分にはスコトマがある。
そして
自分の見ている世界の
外側が必ず存在する。

それを
わかっている人は
新しい情報を
否定するのではなく
一度受け入れて
よく吟味しているのです。

その外側の世界を
見るチャンスを
逃さないようにしたいものです。