目の前にあるゴール
2020/12/22
コーチングセッションをしてると
クライアントさんのゴールが
急に目の前に
近づいてきたように
感じることがよくあります。
初めは
何年後かに
かなえばいいな。
と思っていたことが
ふと気がつくと
もう手が届くところまで
来ていたという
現象が起きるのです。
この現象は
さまざまな視点から
説明ができますが
今回は
ビジュアライゼーション
という用語を使って
説明してみましょう。
ビジュアライゼーションとは
日本語で言えば
映像化するということ
ゴールを達成した状態を
頭の中で映像化するのです。
自分目線のカメラで
未来の映像を
撮影します。
自分はどこにいるのか
誰と一緒にいるのか
どんな服を着ていて
どんな会話をしているのか
視覚だけでなく
聴覚、嗅覚、触覚、味覚など
五感を総動員して
リアルにイメージしていきます。
ゴールを達成した状態の
リアリティを上げることが
ねらいです。
こうして
ビジュアライゼーションを
しようとすると
私たちは
ゴールのイメージが
ぼんやりしていたことに
気づきます。
例えば
飲食店を出したい。
というゴールを
思い描いている人は
どこでお店を出すのか
どんなメニューを出すのか
どんなお客をターゲットにするのか
席数はどのくらいか
店員はどのくらい必要か
どんな食器を使うのか
などなど
ビジュアライゼーションを
しようと思ったら
具体的に決めないと
いけないことが
たくさん出てくるのです。
逆に言えば
ビジュアライゼーションを
することで
それが自ずと
決まってくるのです。
そうやって
ゴールを達成した状態を
具体的にしていくことで
遠い未来に
達成したらいいなと
思っていたことが
実は
すぐにでも
達成できることに
変わっていくのです。
先程の例で言えば
どこでお店を出すのか
ということを
イメージすると
実際に
その街で物件を探してみる
ちょうどいい物件が見つかる
資金調達ができる
というように
とんとん拍子に
進んでいき
3ヶ月後には
ゴール達成してしまいました。
ということが
起きてくるのです。
ビジュアライゼーションをすることで
ゴールは
遠い未来にあるのではなく
実は
目の前にあったのだと
気づくことができるのです。