夢がないんです。
好きなことが
ないんです。

そういう人に出会うと
残念だなと
思います。

生まれた時から
ずっと
好きなことが
ないというのは
まずあり得ません。

赤ちゃんは
好奇心の塊です。

何にでも興味を示し
それを
楽しむ才能を
持っています。

しかし
成長していくに従って
その好奇心が
失われていくのです。

あれはダメ
これはダメ
と
教育という名のもとに

その好奇心を
矯正されてしまうのです。

学校で価値が
あるとされるのは
国語、算数、理科、社会
などの
わずか10やそこらの
分野における
成績です。

その分野に
当てはまらないものは
価値のないものとして
矯正されてしまいます。

車が好き
ファッションが好き
プラモデルが好き
Youtubeが好き
などと言っても

「そんなこと
　やってる暇があったら
　勉強しなさい。」
と言われてしまいます。

せっかくの
好きという気持ちを
削がれてしまうのです。

勉強こそが
最も価値のあるものだ
という幻想を
植え付けられて
しまうのです。

私は
「何かが好きだ。」
という思いこそが
才能だと思っています。

好きになることで
時間を忘れて
寝食を忘れて
没頭するほどの
エネルギーを
傾けることができます。

しかし
そのエネルギーの
源を削がれて
しまっている人が
実に多いのです。

私たちは
もっと
「何かが好きだ。」
という想いを
大切にするべきだと
思うのです。

それが
いわゆる学校でやる
勉強でもいいし
それ以外のことでも
いいと思うのです。

何かが好きで
それに
向かって
心血を注いだ
という経験が

その人を成長させ
人生をより豊かに
するのです。

今、
子育てをしている人は
自分の子どもは
何が好きなのか
ということを
意識してほしいと思います。

そして
夢がない
好きなことがない
という人は

小さい頃に
夢中になったことを
思い出してみてください。

そこに
あなたの素晴らしい
エネルギーが
眠っているはずです。