脳は楽をする
2020/11/15
脳の神経細胞の数は
1000億個とも言われています。
それらの細胞が
全てフルに活動したとしたら
それに
必要なエネルギーは
原子力発電所1個分
だそうです。
人間はそれだけの
エネルギーを作り出す
消化器官を持っていません。
消化器官に対して
脳はものすごく
オーバースペックだと
言えるのです。
そのオーバースペックの脳を
上手に活用するため
脳の仕組みの中に
上手にサボる術が
組み込まれています。
脳は楽をしたがる
ようにできているのです。
例えば
私たちは目から
様々な情報を
得ていますが
その全てを
見ているわけでは
ありません。
自分にとって
重要なものだけを
選んで見ているのです。
人混みの中で
すれ違う人の顔を
全て見ている
わけではないですが
その中に知り合いがいれば
すぐに気づきます。
知り合いの顔だけが
重要なものとして
認知されるのです。
また、
音についてもそうです。
多くの人が集まり
ガヤガヤした
状態でも
自分の名前が
呼ばれたら
すぐに気づくことが
できます。
その他の話し声の方が
大きな声だったとしても
その声より
小さな自分の名前を
呼ぶ声を
聞き分けることが
できるのです。
このように
脳は楽をするために
自分にとって
重要な情報だけに
フォーカスして
その他の情報を
シャットアウトしたり
弱めたりすることが
できるのです。
だからこそ
私たちには
ゴール設定が
必要なのです。
自分にとって
何が重要かを
脳にしっかりと
刻み込むのです。
ゴール達成に
関係する情報は
重要なものとして
全て逃さずに
得るように
脳に命令するのです。
ゴール達成の方法がない。
自分にはできない。
と嘆いている人は
その人の脳が
楽をしているのです。
方法がないのではなく
脳がその情報を
シャットアウトして
しまっているのです。
あなたの優秀な脳を
しっかりと働かせるためにも
自分にとって
重要なものを
しっかりと
脳に認識させるのです。
この情報は逃すなよ。
と
繰り返し
言い聞かせるのです。
脳を上手に
使いこなせる人こそが
望む人生を
手に入れることが
できるのです。