思い描くもの
2020/11/03
同じものを見ても
そこから
何を思い描くかは
人によって違います。
パトカーを見て
「カッコいいな。」
と喜ぶのか
「まずい!」
と緊張するのかは
人によって違うのです。
その時に
思い描くものが
違うからです。
「カッコいいな。」
と思う人は
市民のために働く
警察官の雄姿を
思い描いていますが
「まずい!」
と思う人は
取締で捕まって
違反切符を切られることを
思い描いているのです。
パトカーを見た。
という同じ現象でも
マインドによって
思い描くものは
人それぞれなのです。
大事な仕事がある日に
朝から雨が降っていた。
この現象に
「なんか嫌な予感がするな。」
と思う人もいれば
「よし、きっと上手くいくぞ。」
と思う人もいます。
雨が降る。
という現象を
ネガティブに捉えるか
ポジティブに捉えるかで
すでに思い描くものが
違っているのです。
たったそれだけのことで
その仕事の成果に
影響を与えてしまいます。
「嫌な予感がする。」
と思ってしまえば
無意識がそれを
実現する方向へと
導いてしまうのです。
思い描いたことを
実現する方向へと
進むのが
マインドの働きです。
たとえそれが
望まないもの
だったとしても
それを
実現してしまいます。
「ピンクのウサギを
思い浮かべないで
ください。」
と言われると
頭には
ピンクのウサギを
思い浮かべて
しまうのです。
ですから
私たちは常に
望むものを
思い描くように
意識しておくことが
重要です。
自分の望むものは
何なのかを考え
それを
実現するんだ。
という意識を
もつのです。
よい人生になるか
悪い人生になるか
それは
私たちが
何を思い描くかに
かかっているのです。