素直にやることの意味
2020/10/27
素直にやってみる
理屈抜きでやってみる
成功するには
そういった
素直さが大切だ。
と言われます。
教育の世界でも
「素直な子は伸びる」
とよく言われていました。
この場合の
「素直」とは
言われたことを
言われた通りにすること。
という意味です。
自分で
納得はしていないけど
とりあえずやってみる。
理屈抜きでやってみる。
なぜそれが
成功の鍵なのでしょうか?
「なぜ?」と考えること
自体が理屈なのだ。
と言われそうですが
私はコーチですので
マインドの仕組みから
説明します。
私たちは
世界の全てが
見えているようで
実はほんの一部しか
見えていないのです。
私たちが認識できるのは
自分が重要だと
思っている情報だけ。
重要でないと
思っている情報は
知覚していても
認知されないのです。
例えば
いつも歩く
通学路や通勤路で
道ゆく人や車
通り沿いのお店などは
目に入りますが
マンホールが
いくつあるか?
などということは
視界に入っていたとしても
認知されていないのです。
その人にとって
マンホールは重要な
情報ではないからです。
重要でない情報は
スコトマ(心理的盲点)に
隠れているのです。
例えば
誰かから
「こうしたらいいよ。」と
アドバイスされたことが
自分にとって
重要でない分野だとしたら
その中にある
自分にとって重要なものが
見えなくなって
しまっているのです。
つまり
「こうしたらいいよ。」
の意味が
その時には
わからないのです。
やってみて初めて
その重要性がわかってくる。
やってみて初めて
スコトマに隠れたものが
見えてくるのです。
とりあえず
素直にやってみる。
理屈抜きでやってみる。
というのは
自分にはスコトマがあり
今は理解できないが
ひょっとすると
やってみたら
わかることが
あるかもしれない。
ということなのです。
ただし
それを逆手にとって
人を自分の
都合のいいように
操作しようと
する人もいるので
そこには注意しないと
いけません。
素直にやってみる。
理屈抜きでやってみる。
ということもまた
自己責任です。
納得してからやる
というのも自由
素直にやってみる
というのも自由
なのです。
スコトマを外して
自分の世界を広げたい。
と思う人には
素直にやってみる。
というのは
やってみる価値の
あることです。