ある小学校の校長先生と
お話をしました。

その校長先生は
「まず先生が
　働きやすい職場に
　しないといけないね。」
という方でした。

そして実際に
そうなるように
学校運営を
されていました。

はっきり言って
こんな校長先生は
珍しいです。

大抵の校長先生は
「子どもたちのために・・・」
といいながら
先生に
もっと働いてほしい
もっと勉強してほしいと
考えているからです。

そんな
珍しい校長先生が
私に校内研修の
講師を依頼してくれました。

「私に何を
　期待しているのかな」
と思いながら
話を聞いていたのですが

その校長先生は
「私に全て任せる。」
「好きなようにやっていい。」
と言われました。

「何を話すのか。」
よりも
「誰が話すのか。」
の方を
大切にされているのだと
感じました。

そして私に
その信頼を置いて
くださっていることに
感謝しました。

4時間目に
私が3年生に授業をし
5時間目に
同じクラスの
担任の先生の授業を
見せてもらい

その後の研究協議で
指導講話をさせて
いただくという
スケジュールです。

今までの
講演依頼とは
またちょっと違った
形での依頼に
ワクワクしています。

校内研修のテーマは
「自己肯定感」
だそうです。
これもまた
珍しいテーマだな
と思います。

科学技術が進歩し
それに伴って
教育技術も進歩していますが

「どんなに技術が
　進んだとしても
　やっぱり
　教育は人だよね。」

校長先生と
そんな話を
1時間ばかりしました。

話をすればするほど
この校長先生の学校に
早く行ってみたいな
と思いました。

元教師として
ではなく
プロコーチとして
校内研修の講師を
しっかりと務めたいと
思います。