未来を決めるのは今
2020/07/31
過去にこだわる人は
今を
過去のせいにします。
あの時のせいで
私は今
こんなに
苦しい状態に
なっている。
さらに
それを自分以外の
ものの責任にします。
あの時の
あの人のせいで
私は今
こんなに
苦しい状態に
なっている。
一生懸命
自分の不幸さを
アピールし
それを
責任転嫁するのです。
私のせいではない。
あの時の
あの人のせいだ。
過去にこだわることで
現状を否定します。
さらには
未来も否定する人が
います。
あの時のせいで
きっと私は
これからも
こんな苦しい状態が
続いてしまう。
決して
変えることのできない
過去の出来事を
引きずって
未来を規定して
しまっています。
これは
時間が
過去から未来に流れている。
という考え方に
基づいています。
因果関係でいえば
過去が因で
未来が果である。
というのです。
このような
考え方でいけば
これまで
お金持ちだった人は
これからも
お金持ちで
これまで
貧乏だった人は
これからも
貧乏だ。
さらに言えば
支配する人
支配される人という構図が
未来永劫続いていく
ことになるのです。
時間が過去から
未来に流れている。
という考え方は
支配する人にとって
とても都合のいい
考え方なのです。
しかし
現実はそうでは
ありません。
時間は未来から過去へと
流れているのです。
過去に選択した未来が
時間が経って今となり
今選択する未来が
時間が経って
やがてやってくるのです。
天ぷらうどんを
注文するから
天ぷらうどんが
運ばれてきますし
カツ丼を
注文すれば
カツ丼が
運ばれてきます。
次に
何を注文するかは
今自分が決めるのです。
未来を決めるのは
過去ではなく
今なのです。
ゴール設定は
未来への注文です。
何を注文するかは
あなたの自由です。
注文したものが
時間が経って
あなたの目の前に
運ばれてきます。
忘れないでください。
あなたは
過去の奴隷ではなく
未来を創造する
主体なのです。