親の価値観を超えること
2020/07/29
子育ての悩みは
尽きないものです。
極めて
個別的なことであり
標準的な正解が
ないものだからです。
子育てのための
環境や使える資源
人間関係
など
様々な変数が存在し
それらが複雑に
絡み合う問題です。
子育てに関しては
「こうしたらいい。」
アドバイスすることは
難しいなと思います。
ただ、
こんな子になってほしい
こんな生き方をしてほしい
という願いに
寄り添うことはできます。
それが
子育てコーチングの
中心的なテーマです。
そのときに大切なのは
親の価値観を
超えることを
妨げないことです。
「自分の夢に向かって
自立した生き方を
してほしい。」
とは言いながら
その夢が
親の価値観と
違うものだったときに
それを
否定してしまったり
心配のあまり
自立を妨げてしまったり
することがあります。
自分の価値観の中で
自分の思い通りに
育っていく姿を見るのは
嬉しいものですが、
子どもは
その価値観を
超えていくものだ。
という意識を
持ってほしい
と思います。
親の価値観を
越えようとしたとき
そうだ、
それでいいんだ。
と
背中を押してあげる
存在でいてほしいと
思っています。
親の愛を感じながら
それでも
親の顔色を
伺うのではなく
自分の
価値観を作り上げ
そこに
自立心と責任感を
持って
新しい道を進んでいく。
そんな姿を見ることが
子育てのゴールなのでは
ないでしょうか。