コーチングがメタ認知能力を高める
2020/07/07
コーチングを
一言で言えば
エフィカシーを上げること。
エフィカシーとは
ゴールの達成能力の自己評価
つまり
自分はできるんだ。
という自信です。
自信をつけることが
コーチングである。
と言い切っても
いいぐらいなのです。
そこで
日本の文化で
いわゆる美徳とされる
謙虚という価値観と
バッティングします。
自信過剰
なんて言葉も
あるくらいで
自信を持っている人を
捕まえて
「あいつは自信過剰だ
謙虚さがない。」
と言われることも
あります。
私は
自信過剰で
あるくらいの方が
ちょうどいいと
思っているくらいですが
あまりにも
自分が見えなすぎるのも
独善に陥ってしまう
可能性があります。
では
コーチングを
受けることが
自信過剰の人間を
作り出してしまうのか
と言えば
必ずしも
そうとは言えません。
自信過剰で
自分が見えない人
というのは
自分を客観的に見る力
メタ認知能力が
低い人です。
コーチングには
そのメタ認知能力を
高める作用が
あるのです。
「人は鏡」
などということも
あります。
クライアントの
話に徹底的に
耳を傾けて
寄り添い
その人の
ゴール達成を
手助けするのが
コーチングの具体ですが
その過程で
クライアントは
コーチを通して
自分の姿を
客観的に見るのです。
コーチを鏡として
自分の姿を
はっきりと
見ることができるのです。
現在地を知り
ゴール地点を決め
そこに向かって
歩き出す勇気を得る。
それがコーチングです。
しっかりと
現在地を知っている
人間が
自信過剰で
周りが見えない
独善に陥る可能性は
極めて低いと
言えるのです。
エフィカシーを
高めながら
しかも
メタ認知能力も
高めていく。
それが
コーチングです。