スポンジ
2020/06/12
部下に伝えたい
子どもに伝えたい
妻に、夫に
伝えたい
友人に伝えたい
もっと
こうすればいいのに。
もっと
こう考えてみたら
いいのに。
でもなかなか
分かってくれない。
私の話を
聞いてくれない。
そんな悩みを
持っている人も
多いと思います。
どうしたら
人は話を
聞いてくれる
のでしょうか。
部下に
子どもに
妻に、夫に
友人にとって
あなたが
どんな存在に
なればいいの
でしょうか。
それは
理解者に
なることです。
この人は
自分のことを
理解してくれている。
そう思えたら
人は
その人への
信頼を寄せるのです。
その人の話を
聞いてみようと
思うのです。
自分の言い分を
全く聞いてくれず
ただ
ガミガミ言っている
だけの人
その人の話を
聞きたいと思いますか?
ああ、
またガミガミ言ってるな。
と
耳を塞ぎたく
なりませんか?
話を聞いてほしい。
そう思ったら
その人の話を
口を挟まずに
最後まで聞くのです。
うなずきながら
最後まで聞くのです。
「でもそれはね・・・」
なんて言っては
いけません。
途中で
ジャッジすることなく
理解に徹するのです。
そして
その人の話が
終わったら
きっとその人は
こういうでしょう。
「ねえ。どう思う?」
と。
そこが
相手に話を
聞いてもらう
チャンスなのです。
濡れたスポンジの
水を全て絞り出したとき
初めて
そのスポンジに
水が染み込んでいくのです。
水がしたたるような
スポンジには
いくら水をかけても
これ以上染み込んで
いきません。
分かってほしい。
そう思ったら
その人のことを
まず
分かろうとしてください。
それが
いちばんの近道なのです。