コーチングでは
ゴール達成の
お手伝いをするのですが

ゴールは
達成するもの
ではありません。

ん？
何言ってんの？

と思われるかも
しれませんが
これには
訳があるのです。

ゴールは
達成するものではない。

ではどうするのか
というと

ゴールは
いつの間にか
通過しているもの
という表現が
ふさわしいでしょう。

なぜなら
マインドの仕組みとして
ゴールが近づいたら
人はエネルギーを
失ってしまう
という性質が
あるからです。

ゴールが
近づいてくると
「もう達成できるな。」
と思ってしまい
力を抜いてしまうのです。

陸上競技で
ゴールテープを
切る直前に
力を抜いてしまうのと
似ています。

そのまま
勢いでゴールを
通過できればいいのですが

力を抜いしまって
その場で
立ち止まって
しまうことも
あるのです。

目標の
8〜9割の達成率で
終わってしまう人が
多いのはそのためです。

ですから
マインドに仕組みを
熟知しているコーチは
ゴールが近づいたら

さらに高いゴールへと
アップデートすることを
促すのです。

100メートル走で
例えると
70メートル
走ったあたりで

ゴールテープを
200メートルのところに
変更するのです。

さらに遠いところに
ゴールを設定し直すことで
ゴール達成への
新たなエネルギーが生まれ

100メートル地点を
全力で駆け抜けることが
できるのです。

ゴールは
達成するものではなく
いつの間にか
通過しているものだ。

というのは
こういう意味なのです。