イメージの中で
2020/06/05
緊張してしまって
実力が出せなかった。
という経験をした人は
多いと思います。
私も過去に
そんな経験が
あります。
緊張状態になると
筋肉がこわばり
声が上ずります。
いつものように
スムーズな動作が
できなくなるのです。
また、
思考も同じように
硬直化してしまい
周囲の状況を
観察する力も
失われてしまって
その場に合わせた
柔軟な対応が
できなくなって
しまいます。
緊張状態になると
普段なら
決してすることの
ないようなミスが
起きてしまうのです。
緊張状態はまさに
コンフォートゾーンの
外側にいる状態です。
高いパフォーマンスを
維持するには
リラックスすることが
大切です。
つまりその場を
コンフォートゾーンに
してしまえばいいのです。
多くの場合
コンフォートゾーンに
するために
何度も繰り返し
練習をするという
方法をとります。
何度も繰り返すことで
その行為に慣れてきて
次第に
コンフォートゾーンに
なってきます。
しかし
場合によっては
何度も繰り返すことが
できないものもあります。
そんな時には
メンタルリハーサルを
行うのです。
実際に練習しないでも
頭の中でそれを
イメージすることで
その行為に
慣れていくのです。
大勢の前での
スピーチを控えている人が
いたとしたら
大勢の前で
話している自分を
イメージするのです。
何度も何度も
繰り返し
頭の中で
スピーチを行うことで
大勢の前で
話すことに
慣れていくのです。
あるやり投げの選手が
自己記録を更新した時に
「これはデジャブだ。
私は何度も何度も
この映像を見ていた。」
と言ったそうです。
この選手は
練習の時から
大舞台で自己記録を
更新している
自分の様子を
イメージしていたのです。
人は
イメージの中で
その行為に
慣れてしまうことすら
できてしまうのです。