ゴール設定
2020/05/30
ゴール設定で
大切なのは、
現状の外側に
ゴールを設定する
ことです。
過去の
延長線上に
ゴールを設定して
いるようでは、
成長はありません。
例えば、
目標売上額
前年度比5%アップ
などというゴールは、
過去のデータに
照らし合わせて
「このくらいなら
達成できるだろう。」
という見通しで
設定した数字です。
これでは過去の
延長線上の未来が
ダラダラと
続いていくだけです。
ソフトバンクの
孫正義さんは、
ADSL事業参入の1年目に
100万人の顧客を
獲得する
というゴール設定をし、
すぐに100万台の
モデムを発注しました。
社員の誰もが
「無理だ。」
と思うようなゴールです。
しかし、
そのゴール設定の
おかげで、
社員たちは
モデムを無料で配るとか、
街角にパラソルを立てて
営業するといった
型破りな方法を
見つけ出して
いったのです。
「無理だ!」と
思うようなゴールも、
「どうすれば
それができるか?」
という思考になった瞬間に、
脳が非常に
クリエイティブに
働きだすのです。
今まで見えなかった
景色が見え、
今までスルーしていた
情報がアンテナに
引っかかるように
なります。
それが
ゴール設定の力です。
人類が
これまで成し遂げてきた
偉大な
イノベーションも、
「こうしたい」
「これがほしい」
という
強い願望を抱いたから
起きたことなのです。
ゴール設定が
あったから
それが
実現したのです。
もしも、
人類がこれまでに
過去の延長線上に
ゴールを
設定していたとしたら、
今頃、
狩猟採集生活が
続いていた
かもしれませんね。