育ってきた環境が
違うから
好き嫌いは
イナメナイ

ヒット曲「セロリ」の
歌詞です。

人はそれぞれ
自分たちの過去を
背負っています。

過去の
知識や経験をもとに
自分の価値観を
作り上げています。

過去の知識や経験が
違えば
価値観が違ってきます。

夏がダメだったり
セロリが好きだったり
するのです。

価値観の違う人たちが
集まって暮らしていると
その価値観の
ぶつかり合いが起きます。

まあ、
これは当然と
いっていいでしょう。

ぶつかり合いが
起きない方が
おかしいのです。

そこで大切なのが
交渉力です。

価値観の
ぶつかり合いを
治める力です。

交渉とは
時間がかかるものです。

「うるさい黙れ
　俺の言うことを聞け。」
というのが
一番手っ取り早いのです。

相手の価値観を
強制的に
排除する方法です。

そのために
ときには
武力を使うことも
あるでしょう。

しかし交渉は
相手の言い分を聞き
自分の言い分を話し
その妥協点を
粘り強く探る
行為です。

冷静さや
忍耐力を必要とします。

情動を抑えて
論理的に話すことが
大切になります。

怒りや
イライラを
持ち込んでは
うまくいきません。

「うるさい黙れ！」
は交渉の失敗です。

そうならない
ためにも
相手の言い分を
しっかりと理解し
論理的に話を
進める力が
必要なのです。

夏がダメだったり
セロリが好きだったり
流行りが好きだったり
そのわり
古風なとこあったり・・・

価値観の違う人同士を
上手につなぎ合わせるのが
交渉力です。

人がそれぞれ
幸せに生きていくために
とても大切な
力なのです。