抽象度を高める土台
2020/05/07
コーチングでは
高い抽象度の
ゴールを設定することを
推奨しています。
抽象度については
これまで
何度も書いてきましたし
抽象度をあげて
考える習慣をつける
方法についても
書いてきました。
簡単に言えば
チワワ
↓
犬
↓
哺乳類
↓
動物
↓
生物
と言ったように
より大きな枠組みで
目の前の事象を
捉えること
という感じです。
抽象度を上げるための
基本的な土台となるのは
やはり
知識です。
より大きな枠組みで
捉えるとき
その枠組みの中に
入る具体をできるだけ
たくさん知っているほど
その大きな
枠組みについての
理解が深まるのです。
先程の例で言えば
チワワ
↓
犬
というとき
犬という
枠組みの中には
柴犬
秋田犬
ブルドッグ
ダックスフント
ボクサー
ドーベルマン
といった
様々な犬の種類を
知っているからこそ
犬という枠組みの
理解が深まるのです。
チワワしか知らずに
犬という
枠組みを知っても
あまり意味がないのです。
抽象度を上げる
ということは
それだけ
たくさんの知識が
必要になるということです。
その知識を
得るために
最も効率的な方法が
読書です。
とにかく
たくさんの本を読んで
抽象度を上げる
土台を作ることが
大切です。
教師時代にも
担任した子どもたちに
読書の大切さを
常に言い聞かせて
いました。
本が苦手
活字が苦手
という人も
いるでしょうが
本が読めるように
なるというのは
自転車に
乗れるようになるのと
同じです。
初めは
簡単な本からで
いいのです。
子ども向けの
易しい解説本
などもいいでしょう。
新書本は
一つのテーマについて
読みやすく
コンパクトに
まとめられているので
とっかかりとしては
最適でしょう。
読んでいれば
自然と読むのも
早くなってきますし
どんどん
他の本も
読みたくなります。
そのうち
活字を読むことが
当たり前になり
息をするのと同じように
本を読むことが
できるのように
なってきます。
そして
何より
「自分は読書家だ」
という自己イメージを
作ってしまえば
いいのです。
本を読む習慣のない人も
コロナ自粛の
この時期が
チャンスです。
ぜひ
一冊から
始めてみましょう。